知っておきたい「がん」

病棟

どんな治療をするのか

転移がんとは、元々発生していたがんの場所から移動して、他の場所でがんが発生することをいいます。がんは、血管やリンパに入り込んで、別の場所に移動することができるからです。どんながんにも、この転移がんのリスクがあるので、がんの治療を行う際には転移がんが起こる可能性も含めて治療が行われます。転移がんは基本的に、元々発生していたがんに使われていた抗がん剤を使っての治療が行われます。なぜかというと、転移がんは元々発生したがんと同じ性質を持つからです。例えば、大腸がんを発生していて、肺にそのがんが転移したとします。そのがんは、肺がんとは呼ばれません。大腸がんの転移含と呼ばれます。元々肺で発生したがんではないので、肺がんのための抗がん剤を使って治療をしても、効果はありません。そのため、そこで使われるのは、大腸がんのための抗がん剤です。転移がんは、実は初めてがんと診断された場合であっても、それが転移がんである場合も少なくありません。なぜなら、元々発生したがんが分かる前に他の場所にがんが転移することがあるからです。そのため、がんが発見された場合、治療を開始する前に転移がんなのかそうでないのかによって、治療の方針が決められます。もし、転移がんが進行しすぎていた場合には、「根治が難しいがん」と認識されます。しかし、根治が難しいからといって、まったく治療がなされないわけではありません。がんの痛みを和らげるための治療や、心のケアを行う治療が施されます。したがって、転移がんが見つかった場合には、がんを根治させるための治療か、もしくはがんの痛みを和らげるための治療のどちらかが行われます。

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